名無しさんからのご投稿です。
ありがとうございますm(_ _)m



10年前近く前に体験した話。

その日は友達とファミレスで夜ごはんを食べてから
長いこと色々喋って、
0時を過ぎた頃にお開きになった。

車で友達を家まで送り届けて、
アイスでも買おうかな~と近くのコンビニへ。
そこそこの田舎だから駐車場が広くて
ヤン車みたいなのが集まってたりして、
ウハwヤンキー怖いwwとか思いながら
アイスとお茶買って車に乗り込み、
さぁ帰ろうとエンジンをかけた瞬間、






助手席側のドアが開いておっさんが乗り込んできた。
意味がわからず固まる私。
 
おっさんはなんというか、
浮浪者?って感じの小汚い格好。
顔はハッキリ見えなかった(というか見れなかった)けど
髪の毛もヒゲもボサボサだったと思う。
えっ何知り合い?ンなわけないよね
とりあえず車を降りるべきか
でも下手に動いたら…とかグルグル考えて硬直してると、
腰のあたりでカチャッて音がした。
目だけでその辺を見ると
おっさんが黒い固まりをこっちに向けてる。
刑事ドラマとかでよく見るフォルムのやつ。
 
もう心の中では絶叫。
でも怖すぎて
ヒュッていう息みたいな音しか出ない。
何コレタヒぬの?私頃される?とか思って
完全に涙目な私。
 
おっさんはその黒い固まりを
ぐっと押し付けてきて、
「これわかるよね?」って聞いてきた。
無言でコクコク頷く私。
「じゃあ逆らえないよね?」→コクコク。
「お金くれる?」→コクコク。
「じゃあ出して」→コクコク。
財布から有り金全部(大した金額じゃないけど)出して
おっさんに渡すと、
おっさんは二ヤーっと笑って「ありがとね」と。
 
そんで最後に
「今のことは誰にも言わないよね?」って
また固まりを押し付けられたから
必タヒでコクコク頷いてたら車を降りてった。
もう怖すぎてそのまますぐ家に帰って寝て、
親とか警察には話せなかった。
 
それ以来そのコンビニには行ってないし
1人で車には乗れない。


引用元: 直接投稿用スレッド@はーとらいふ