名無しさんからのご投稿です
ありがとうございますm(_ _)m


つい先日、友人宅での出来事。
はっきり言って自分はうまいこと利用されたようだ。

特殊な職業の友人が
数年ぶりに帰京したというので会わないかと言ってきた。
こちらとしてはすでに縁は切れてたと思ってたので少々驚きもしたが、
そこそこ悪い奴だが嫌いな奴でもないので
久しぶりに会うことにした。
ただその時、わざわざうちまで迎えに来るというので、
正直、”何かある…”とは思ったのだが。

そいつは数年前から、
北海道に赴任して向こうで所帯を持っていたと聞いていたのだが、
その奥さんとも初めてあったのだが、思わず。
「可愛そうに、男を見る目がなかったのだな…」
と言ってしまうほど可愛らしい奥さん。
「ええ、私も世間知らずで、すっかり騙されまして」
と即座に切り返すあたり、
ああお似合いだと思ったのだが、
なんか様子がおかしい、
言葉にするのは難しいが、
笑う中に少しだけ疲れのようなものが見える。
北海道から九州じゃあ気候も違うからキツイかな?
とも思ったが理由はほどなくわかった。

応接間でくっだらない話をしていると、
そいつの両親が買い物から帰ってきたらしく
こちらに顔を見せてきたのだが、開口一番。
「ほら、飲み物がぬるくなってるんじゃないの」とか
「久しぶりにあうお客さんなんだから、
そんなお菓子でなくカステラでも買ってきたらとか」
何となくでなく、はっきりと嫁sageをしてくる。
大体、まだ”こんにちわ、お久しぶりです”とも言ってないぞ。



それに、そのカステラって近くにある、
ものすごく評判の店のモノの事なのだろうが、
一本がうん千円する高級品、
うまいに決まってるが
そんなもの出されたら逆にコッチが困るし。
今食べていたお菓子は、
自分が以前、お土産に頼んだ
北海道の有名なお土産物、
それを文句言われたらこっちが困るので。

「カステラは苦手なんですよ、医者からも
過度に甘いものは控えるように言われてますし」

と断ったが、
それでも、アイスくらい買ってきなさいと言われて
奥さ んは買いに行かされ、
友人もそれに付き合う形で
(何せ奥さんは土地勘がない)出て行った。
(その時、なぜかほくそ笑んでた)
この微妙な空気をどうしろと…。

そして始まる、母親のターン。
滅多に帰ってこないだのなんだの、
よくもまあ他人にそこまで言うな…
という感じの嫁sage口撃、
父親がやめないかというのに全然やめない。
そこで気が付いた、
”こうなることを見こうしてやがったな、あの野郎…”
だが、”何か目的があるに違いない…”とすぐに気が付く、
こう言ったらなんだが、
かなりアクの強い自分と付き合えるだけに、
そいつも結構な悪人だ
単なる嫌がらせを仕組むとも思えない。

そしてついに、

「私たちもいい加減年だから早く孫が見たいのに、
まだできないのですよホント…。
病院でちゃんと見てもらいなさいというのに…」

”おいおいおいそこまで言うか、
というかまだ3・4年だろ
アイツの仕事柄ゆっくりできないのもあってだろうに…”、
と思っていたらすかさず。

「もういっそ、長野の病院でお父さんの精の子で…」

とかまで言い出した、
さすがに固まるじぶんに、慌てる父親、
そしてテンパりかけた自分が思わず言った言葉は。

「えっ、あいつ種ナシなの?」

思いがけない一言に固まる両親、
そして頭が回り出す自分。
さあ、ここからは自分のターンだ。





「だってあれって、
旦那さんが種無しだからなんでしょ。
うわぁ、知らなかったなぁ…
アイツそうだったんだぁ…」

そうしたら慌てて、否定する母親、
オヤジさんがぽかーん。

「いやだって、それで赤ん坊出来たら、
奥さんの方には問題ないわけだし…。
あいつの欠陥ですよね」

母親は思わぬ展開に、あぅあぅ、
何となく状況がわかってきたのか
何か言いかける父親、
これは一気に終わらせないと。

「でも、そうして赤ん坊が出来たとしたら。
お母さんの遺伝子は残りませんよね…
間のアイツは実質なかったことになりますし。
まあ、子供が残せない血統なら仕方ないか。
少なくとも直系ですし問題ないですよね」

その瞬間、こちらの意図を悟って爆笑する父親、
母親は真っ赤になってプルプル。
そして帰ってくる友人夫婦。
「アレ何か楽しそうだな」のんきにといってきたので。
「きいたぞ、お前種無しなんだって、可哀想になぁ」
とニヤニヤする自分に一瞬ぽかーん。
そして、「おふくろ一体、何言ってるんだよ!!」と怒鳴る怒鳴る。
その側で、爆笑する自分と、父親に奥さんぽかーん。
母親は、部屋を追い出されて、
ついでに近所の散歩に行ってこいと追い出されてた。




そのあとアイスを食べて、
友人夫婦と父親とでしばらく話他のち帰宅。
家まで送り届けてもらう時に、
友人から今回の茶番劇のいきさつを聞く。
帰郷する前から母親が
小梅小梅とうるさかったことと、
地元に帰って同居しろと
うるさかったのをどうにかしたかったのだが、
自分や父親が何を言っても通じ なかったことと、
親類や友人や知り合いの前での嫁sageも、
何度〆ても止めなかったので懲らしめたかったので、
効果的な劇薬として、
口と性格の悪さで定評の自分を召喚したことを言われた。
何処で、定評なのかを改めてじっくり聞きたいところだ。

父親には一応言ってたらしい、
故にあのとき、自分の発言と、
母親の表情を見て爆笑したそうだ。

おかげで、しばらく絶縁し、
北海道に落ち着けるように持って行けると礼を言われた。
ちなみに、さすがに10年もしたら親と同居するつもりらしい。
うまいこと人を利用しやがって本当に悪人が…。

とりあえずお礼にもらった、
高級カステラと紅茶を飲みながらカキコ。
もちろん適当にフェイク入ってますし、
そいつが種無しでないという、
歴然とした事実も実は知ってます。
今度何か仕組んだら口が滑るかもな。フッフッフ。