引用元: 今までにあった最大の修羅場 £15



611: 名無しさん@HOME 2011/07/20(水) 14:28:15.24
10年以上前、我が社の現会長が社長だった頃。 
息子2人が専務で、片方は隣国好き、片方は隣国嫌い。 
それなりに技術を持っていた我が社と隣国の会社間で提携話が持ち上がった。 

専務2人は提携賛成と反対に分かれ、更に社員も真っ二つ。
仕方なく、社長(実は隣国嫌い)は、会社を提携賛成社と提携反対社に分割、営業所、工場もそれぞれに振り分け、社長は引退し、専務をそれぞれの社長にした。
それから10年経ち、提携賛成社は隣国の提携社の倒産と前後して倒産した。

しかし、今更になって、分社時に提携賛成社に入った連中(20人位)が、
「元々同じ会社だったんだから、提携賛成社倒産時と同じ役職で再雇用してくれ」
って、連絡してくる。
というか、俺が、そいつらの窓口に指定された。
(窓口を指定しないと、業務が回らないレベルで、電話、メールがあったから、仕方ないと諦めているが)

612: 611 2011/07/20(水) 14:30:17.51
まあ、幸いにも提携反対社は好調だが、大量に中途雇用抱えるほど余裕がある訳でもない。
それに現社長が、提携賛成社に付いた連中を嫌っているので、難しい。
また、分割時とは微妙に現在の主力業務が変わっており、提携反対社でのスキルじゃ役に立たない。
後、提携賛成社と提携反対社では出資者が当時の社長、現会長というだけで、没交渉の別会社になっている。
という理由を説明して断わっているが、収まらない。
このため、再雇用試験を用意したが、試験を知った提携賛成社設立後入社した連中まで、試験を受けさせるよう言ってきた。
中には、隣国の提携社から出向して来ていたらしい隣国人も受験したいらしい。
おかげで、再雇用試験受験者が百人を超えそうになった時点で、現社長に相談し、試験問題を作成した。

結果、合格者無し。
現在の主力業務に関する問題と、更に現在の主力業務では必須の英語のヒアリング問題を出したら、隣国の提携社から出向して来ていた奴も全然駄目だった。
まあ、提携賛成社では主力業務が違うのと、必要とされる外国語も隣国語だったらしいから、難しいとはいえ、1ヶ月前に試験内容を説明してあるのに、全く勉強せず、更には「こんなの差別ニダ」ってファビョったのにはまいったが。
まあ、社長と相談して、採点を捏造した、と言われたくなかったので、自己採点後、こっちで正式に採点、更にコピーを本人に渡したため、試験以降は再雇用を求める電話は一気に減ったが。

そして、それから数ヶ月経ち、電話がほぼ無くなったので、担当を解除されたので、ホッとしつつ、記念カキコ。

ちなみに、提携賛成社の社長は、倒産前に現会長宅へ融資や財産分与の電話をかけてきたらしい。
しかし、分社時に、財産は生前贈与の形で分割していたらしく、断わったそうだ。
その後、倒産前後で隣国に渡り、生活しているらしい。

627: 名無しさん@HOME 2011/07/20(水) 21:04:07.87
>>611
途中で提携賛成社・提携反対社は省略表記してもいいんじゃ・・・と思った
個人的に再雇用依頼はあってもいいけど、以前と同じ役職ってどんだけwwww

乙でした

613: 名無しさん@HOME 2011/07/20(水) 14:35:56.89
荒涼とした寂しい心象風景。
隣国に都落ちしたシャッチョサンが、そこで腐りきらずに人生巻き返しできるよう
遠く離れた場所からそっちに「念」を送るしか、できないわな。

614: 名無しさん@HOME 2011/07/20(水) 16:02:05.56
ビジネスと個人感情を一緒にしたらアカン
隣国商売は相手にカモにされるか信頼されるかが分かれ目だが
後者はかなり難題

618: 名無しさん@HOME 2011/07/20(水) 17:14:22.65
カン国の英語教育は実用的で有用なんじゃなかった?
カン国がいいか悪いかは別として

619: 名無しさん@HOME 2011/07/20(水) 17:16:25.97
知人が2年ほど自分の研究のこともあってカン国の大学にいたけど
英語レベルはあまり高くないっていってた

616: 名無しさん@HOME 2011/07/20(水) 16:47:11.13
家庭…?

617: 名無しさん@HOME 2011/07/20(水) 17:13:55.01
規模はでかいが、一応家庭問題でもあるよ

引用元: 今までにあった最大の修羅場 £15