12: ◆BiLcvpnXNQ 2014/06/01(日)16:59:52 ID:auwth3T7R
これは母の遠縁の親戚の話です…
フェイクがだいぶはいってます
因果応報と言うより
自業自得かもしれない
書くの下手で長いし
障害者に対する罵倒発言などあるので
苦手な方はスルーお願いします


母の知人の女性(Tさん)と
その娘(R子さん)の話です
夫を亡くしたTさんは
西日本の田舎にある町で
飲食店を営んでました

Tさん、R子さんとパートの人一人でやってた飲食店は
田舎とは言え郵便局や
役場の近くでやってたこともあり
平日昼間はなかなか混雑する定食屋でした
Tさんは苦労人で、
R子さんは可愛らしい女性ではあるのですが
いわゆる知的障害者(軽度)でした

と言っても実際に会えば
ただちょっとボンヤリしてるかな?程度の天然気味で
ニコニコした人なのです







13: ◆BiLcvpnXNQ 2014/06/01(日)17:00:52 ID:auwth3T7R
TさんはR子は
お金の勘定や店にだす調理はさせず、
店前の掃除や皿洗いや片付け、
自宅の方の家事をさせてました

それでもすべきことは一生懸命こなすR子は
常連さんにも人気でした
店前で掃除をしてるところですれ違えば
笑顔で元気に挨拶してくれると近所でも評判だったと

高校にあたる養護学校を卒業後、
R子さんが常時店で働くようになりしばらくたった頃、
R子さんに結婚の話がもちあがりました

営業のサラリーマンで(以下K男)
最近このあたりが営業地区になったらしく
よく食事をTさんの店でとるうちに
R子が気に入ったとのことでした
Tさんは娘が嫁にいけるとは思ってなかったらしく驚き、
むろん障害のことも
含めて話をしたそうですが
K男は強く申し込んだらしく
R子さんもTさんも
その熱意に押されるまま
話がすすんだそうです

14: 名無しさん@おーぷん 2014/06/01(日)17:10:50 ID:FQTiPbGQ4
ドキドキ

15: ◆BiLcvpnXNQ 2014/06/01(日)17:15:48 ID:auwth3T7R
支援ありがとうございます

最初のほうはK男のみが出てきてたので
アラは見えなかったとTさんは言います
いざ結婚、という段階になって
K男の母が難色を示すようになってきました

Tさんに夫がいなくて
片親のR子が知的障害があることを
チクチクと言うようになり、
両家の最初の食事会以降の雰囲気は
あまりよろしくない感じに

K男父は空気で頼りになりそうもないが
それでもK男は熱心に守るようなことを言ってたから
R子を頼みますとTさんは頭をさげたとも

端で聞いているなら
K男母が出ばってきた段階で
とりやめて破談にしとけば?ですが
TさんはR子が嫁にいけるなんて
もうないかもと思って我慢していたとか

結局K男の懇願に押し切られた形で結婚が決まり
R子はTさんの店のある町から
隣県のK男家に嫁いでいきました

16: ◆BiLcvpnXNQ 2014/06/01(日)17:19:37 ID:auwth3T7R
結婚生活は初めのうちから
K男母が有無を言わせず
同居にしていたそうです

K男家は専業ではないが田畑をもっていて
後から聞けばK男母は
草むしりだ農薬散布だ
肥料やりだ他にもきつい家事やらせたり
まるで女中か奴隷のように
R子をつかっていたと

結婚後1年ぐらいたって
お腹が大きくなりはじめても
かまわず炎天下でも作業させ
ご近所の噂になり
いつしかTさんの耳にも
話が聞こえてくるようになったそうです

K男は最初のうちは
K男母をいさめたり止めていたようですが
だんだん億劫になったらしく
母親に同調するようになり
重労働させても出産がなぜかうまくいったため
これで逃げないとでも思ったのか
R子を見下したり
馬鹿にするようになったそうです

18: ◆BiLcvpnXNQ 2014/06/01(日)17:39:32 ID:auwth3T7R
申し訳ないです長くて…

K男母は調子に乗り
とうとうR子の産んだ子など
孫とは認めないと怒鳴ったそうです
「カ〇ワの産んだ子など〇タワに違いない!
どうせそれも知恵遅れだろ!
穀潰しが」と
R子もさすがに限界になったといいます

知的に障害があるとは言え
馬鹿にされてるのは理解できるし
言葉の細かい意味はわからなくても
丸ごと覚えて誰かに伝えることはできたので
近所の顔見知りの家に行き
電話を貸してください
この番号にかけてくださいと
頼み込んでつながった

Tさんに泣きながら
この言葉を一言一句言ったそうです
あわてて駆けつけたTさんは
赤ん坊を連れ痩せた娘を抱きしめると
電話を借りた家人に礼を言い
そのままR子と赤ん坊を自宅に連れ帰りました
そしてそのまま離婚になったといいます

19: ◆BiLcvpnXNQ 2014/06/01(日)17:40:52 ID:auwth3T7R
K男もK男母も今で言う上から目線で
むしろご近所に悪い噂を広めるような行動をしたと
R子を非難するような口ぶりで
Tさんはだいぶ腹が立ったそうです

今ほどネットが普及しておらず
法テラスなどもない時代のことで
慰謝料だの財産分与だのよく理解していないR子は
Tさんがついていてもすぐに口で丸め込まれ
ほんの雀の涙ほどしかもたされず
離婚届に印をついてしまったといいます
ただR子の産んだ子の親権は
Tさんの監護込みでR子になったとか

K男母もK男も
そんなカタ〇の孫(子)はいらない、
どうせ知恵遅れの
金食い虫にしかならんからと
最後に会った時の
K男母の言葉は
「これでK男チャンにはもっとふさわしい嫁がいる!」
だったとか

21: ◆BiLcvpnXNQ 2014/06/01(日)17:53:14 ID:auwth3T7R
やつれて笑顔もなくなったR子と赤ん坊を引き取り、
Tさんは前にもまして働くようになりました

時間をかけR子は
ゆっくりと傷を癒やしたようで
元通りではないけれど外に出、
離婚が成立した頃には
店の掃除や片付けをするようになり
昔のようにとはいかなかったけれど
ぎこちないながらも
笑顔を見せるようになりました

常連さん達も大半はいきさつを知って
口だけのK男に憤り、
R子と赤ん坊の様子を気にかけつつ
店に通いました

22: ◆BiLcvpnXNQ 2014/06/01(日)17:56:35 ID:auwth3T7R
時は流れ、R子の赤ん坊(ちなみに男児、Sくん)が
幼稚園にあがるかあがらないかの頃
ふたたびR子に結婚の話がもちこまれました

さすがに用心深くなったTさんは
R子の障害と前の結婚のこと、
連れ子になるSくんのことも添えて
後から邪険にするなら
先に断ってくださいと伝えたそうです
それはない、と
今度の結婚を申し込んだ男性は言ったそうです(以下Nさん)
Nさんも身体の一部が欠損した
身体障害者だと打ち明けられたそうです
ただ見た目にはわかりづらい
(服に隠れる義手とか
義足とか内耳にセットする補聴器とかでご想像ください)
ため健常者に見えてただけで
障害のある苦しみは知ってる
常連として店に通って
R子の一生懸命さと
Sくんに対する愛情深さをずっと目にしてきた
ただお話しして
R子さんがもう結婚なんて嫌だと言われるなら
潔く引きますと
Nさんは穏やかで粘り強い人でした

TさんR子さんSくんは
ゆっくりとNさんを受け入れ、
申し込みの翌年に
NさんとR子さんは結婚しました
二人は今もご夫婦として暮らしています

Sくんはきちんと可愛がられ
その下には妹ができたそうです
妹もSくんも知的・身体にも問題のない健常者で
K男母の嘲りは見当外れでした

23: ◆BiLcvpnXNQ 2014/06/01(日)18:02:36 ID:auwth3T7R
すっかりR子の前の結婚のことを忘れてたTさんが
K男の話を聞いたのは先々月だそうです

見たのは店の常連のひとりで
国道沿いのプレハブ小屋と
自販機のある小さな駐車場にいたとか
山中でカーブが多いため
比較的ゆっくり車を走らせていたところ
薄汚れた格好でそのプレハブ小屋から
何か小脇に抱えて出てきたところを見たと
ところでそのプレハブ小屋は
入口のガラスは目隠し黒塗り、
壁に店名をペンキで殴り書きの
「おもしろ館(仮名)」
田舎の国道沿いにひっそりと建つ
いかがわしいグッズやビデオが並べられ
奥で個室ビデオ鑑賞可能な…
まあそういう店だそうです

気になった常連が
隣県のK男家の近所にいる親戚に
何げなく様子を聞いたところ
現況がわかったとかで
話してくれたそうです

25: ◆BiLcvpnXNQ 2014/06/01(日)18:12:26 ID:auwth3T7R
K男はR子と別れた後は
嫁どころか女にほぼ縁がなかったらしい
近所の人に鬼の住む家、
嫁が泣きながら
電話を借りて逃げる家とひそひそされ
見合いの話などこなかった事

ほとぼりが冷めるのを待っていたようだが
運悪くその頃K男父母が車の事故に遭った
即死はしなかったが予後が悪く
寝ついた二人ともK男とその弟が介護したが
数年して相次いで亡くなった

K男はその介護のため
違う職に就き給料ががた減りし
手つかずの田畑は草ぼうぼう

相続が発生したが
田舎の農地なのでたかが知れてるし
むしろ下手に貰ったら税金で赤字に
何とか家だけは残ったようだが
弟はK男に墓も家も押しつけて
どうやら都会に逃げたようで
まったく姿を見せない

ちょっと気の毒そうにその話をした常連さんは
最後になぜかニヤッとゲスな笑みを浮かべて
「K男があの山の店で買ってたのはたぶん…
空気入れて使うアレやろな…」
だったそうです

以上、結婚しないのかと
皆をやきもきさせてたSくんが
この春ついに結婚前提の彼女を連れてきたと
Tさんがうちに来て母と歓談をして帰った後に
いろいろ併せて聞いた
今までのいきさつを書いてみました

26: 名無しさん@おーぷん 2014/06/01(日)18:24:14 ID:Ao8fgrboM
おもしろ館経営してるのかと思ってたw
まあ因果応報というか自業自得というか…
子孫残せただけでも
感謝してさっさと逝けばいいのにね
見苦しい

引用元: 奥様が語る因果応報