名無しさんからのご投稿です
ありがとうございますm(_ _)m

1.
雲仙の噴火にニアミスしたという記事を見て、
私の友人も昔、似たような経験をしたということを
聞いたのを思いだしました。

今からもう15年くらい前のことですが、
その友人(Kとします)と私は
当時同じ中学校の同級生で、
普段は島の(といっても橋で繋がってる)中学だったのですが、
その日は市内の新人戦で
本土の方に出てきていました。(
Kは柔道、私はテニス部のそれぞれ試合がありました)

そのうち、私たちテニス部はあっさり負けたため
さっさと帰ったのですが、
Kは個人戦で2位になったりして、
帰りが遅かったそうです。

その後、柔道部は駅で解散し、
友人は同じ部活の同級生(Uくん)と
駅そばのデパートで遊んだ後に、
Uのお母さんに迎えに来てもらい、
家まで送ってもらったのだそうですが、そ
う して何気なく家に帰ると、
帰った途端、Kの母が
鬼の形相で玄関に走ってきて、
「心配した!生きてたのね!」と
半泣きで言ったのだそうです。


続きます。




2.
続き
一体何の事?と
Kは最初思ったのだそうですが、
ついていたテレビのニュースを
見てわかったのだそうです。
そのニュースとは、
駅に通り魔が出て、○者も出ている。
というニュース。
それもその駅というのは、
つい数十分前までそのKがいた駅でした。

その一報をお母 さんが見て、
犯行時間が子供の帰宅予定時間と
ほとんどかぶっていたので、
まさか・・・という思いだったそうです。
当時は携帯も持っていなかったので、
かな り不安だったそうです。

そしてなによりKが驚いたのが、
Kが駅を出てデパートに向かったのが
4時10分くらいだったのに対して、
事件発生がその時から15分足らずだったそうで、
もう少し遅れていたら・・・
と思うと当時は本当にゾッとしたそうです。

ちなみにKが無事に駅を出て、
通り魔を回避できたのは
Uのおかげだったそうです。
というのも、
Uは当時超がつくほどお腹が弱く、
その日も駅に着いてすぐに
「トイレに行きたい」と言って
駅のトイレに一直線でしたが、
「ここ和式しかないからできん。デパートの方行こう。」
と言ってきて、
渋々ながら
Kもついていったのだそうです。

今ではその二人に会うたびに、
「お前の腹痛のおかげで今も生きてるな」
などと笑い話にしますが、
当時は本当に生きてて良かったと思っていました。



そして余談ですが、
そのKは何故かこのようなニアミスにちょくちょく遭遇
(大学時代に住んでた寮の隣のアパートで夜中に○人事件とか、
○人事件発生推定時刻の15分前に現場をチャリで通り過ぎたなど)しており、

「俺も最後はそんなふうになるのかな~」と言っています。

出来れば良き仲間として長生きしてもらいたいです。




「雲仙の噴火にニアミス」の記事はこちら↓

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