109: おさかなくわえた名無しさん 2005/10/29(土) 10:40:10 ID:HQBn+SlI
殺伐としてきたのでここでひとつ私めが武勇伝を…。
以前深夜コンビニでバイトしていたとき、3時をすぎたころニット帽、マスク、サングラスという
いかにもな風貌のお客がきた。そいつは店内をフラフラみまわったあと、案の定俺に包丁をむけて「金を出せ」と言ってきた。
俺はその瞬間包丁はフカシだ、刺すことはできないさ、と思い強盗に対して強気な態度ででた。
俺「おい、テメー誰にむかってエモノむけてンだ?俺にケンカ売るってことはそれなりの覚悟あるんやろうな?」
強盗、予想外の反応だったのか一瞬たじろぐ




110: おさかなくわえた名無しさん 2005/10/29(土) 10:48:38 ID:HQBn+SlI
俺「俺はこのへんまとめてる鬼族っつー暴走族の副隊長よ。そんでも俺にケンカ売りつづけるべか?」
俺は大好きな加瀬あつし作品のイントネーションをまねて、ホラをふきまくった。
もっとも現実の俺はしがないフリーター20歳。髪は黒髪でまゆげもボサボサ。ヤツはそれを見抜いたのか、
強盗「おめぇ、ウソついてんじゃろが?暴走族にみえんわ」(補則だが強盗は推定50歳のオヤジ)
俺「ほーぅ、信じられねーかヨ?なら今からツレ集めっから待ってろよ」
俺はケータイをだして仲間を呼ぶふりの電話をした。いや、電話をするふりをしてた。
俺「オウ、俺だけどよ、うちのバイト先わかんべ?シャバイやつきてっから仲間あつめてきてよ」

しかし、ここで想定の範囲外のことがおこりだした…

112: おさかなくわえた名無しさん 2005/10/29(土) 10:56:28 ID:HQBn+SlI
ふと強盗オヤジを見るとなんと包丁をかばんにしまい、ニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤとあきらかに俺のフカシをあざ笑う態度。
オヤジ「俺まってるからはやくそのボーソー族あつめてよ(・∀・)」
これは、ヤバイ!このオヤジ、強盗より俺の恥ずかしいウソを公にしようと目的チェンジしやがった!
俺は3~4人に電話をかけたふりをしてオヤジとの無言の空間が始まった。オヤジは相変わらず(・∀・)こうだった。
15分はたっただろうか…俺はもう恥ずかしいのなんかかまわない、本性だして
警察に泣きつこうかと思っていた。するとそのとき、外から爆音マフラーの音が!
集まったのはセルシオ、セドリックのVIP車2台!俺もオヤジも唖然…!

113: おさかなくわえた名無しさん 2005/10/29(土) 11:04:38 ID:HQBn+SlI
だが、そいつらは俺の知り合いでもなんでもない。ただのヤンキーだった。
俺はダッシュで外にたまっているヤツらのところにいき、小声で「中に強盗がきてます!助けてください!」と
オヤジに気づかれないように言った。ヤンキーたちは興奮しながら中に入っていきオヤジに
「オラ!テメーが強盗か!?」「てめーもう捕まって人生おわりだべ?」「ギャハハ!」
オヤジ、びびりまくって「すいませんでした!」といいながらダッシュで逃げていった…。
ウソがなぜか現実のようになり、俺はうれしくてヤンキーにお礼をいって自分のタバコをあげた。
その行為が気に入ったのかヤンキーはなんかあったら言えよ、と自分のケータイ番号をかいた紙をくれて去っていった。
だが、俺の武勇伝は終わらない。いや、これからだ。
よいこのみんなも武勇伝つくろうゼ!

114: おさかなくわえた名無しさん 2005/10/29(土) 11:15:57 ID:qliVhHbp
とか食事中によく言ってたよなと妹に言ったら、
布団に顔をうずめて「やーめーてー」っていいながらゴロゴロしだした。

115: おさかなくわえた名無しさん 2005/10/29(土) 11:16:17 ID:V9Nk0RTY
12点

116: おさかなくわえた名無しさん 2005/10/29(土) 11:18:07 ID:ozw11569
イイ!

117: おさかなくわえた名無しさん 2005/10/29(土) 11:19:57 ID:ozw11569
縦読みあったのかOrz

118: おさかなくわえた名無しさん 2005/10/29(土) 14:18:29 ID:h0Tf0GnG







120: おさかなくわえた名無しさん 2005/10/29(土) 15:45:48 ID:c45aa8JB
>>118
すごく強そうな縦読みだな

119: おさかなくわえた名無しさん 2005/10/29(土) 14:54:38 ID:Ccb0YzoJ
>113
俺のLive2chでは“うそただよ”になってるよ。

121: おさかなくわえた名無しさん 2005/10/29(土) 16:01:02 ID:kAA0UEry
113 名前:おさかなくわえた名無しさん[下4行が立て読み
まで呼んだ

引用元: 胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(26)